最終更新日:2022.10.20
近年、企業のインスタグラム活用が注目を集めていますが、集客でインスタグラムを取り入れることにどのようなメリットがあるのか、またデメリットとなる部分はあるのか気になる方も少なくないはずです。そこで本記事では、インスタグラム集客のメリット・デメリットについてご紹介します。
目次
ユーザーは知りたい情報があったとき、かつてはGoogle検索などの検索エンジンを使用していました。ですが、近年では検索エンジンに加えてSNSを使った検索も活発となっています。特にインスタグラムはユーザーの主要な情報収集ツールのひとつとなっています。このことから、インスタグラム検索での露出を増やすことで、ブランドやサービスの認知拡大を見込むことができます。
インスタグラムにはユーザーを目的の場所に誘導してくれる「連絡先オプション」や「アクションボタン」「ショッピング機能」が実装されています。これらの機能を上手に使うことで、インスタグラムアカウントからウェブサイトやECサイト、さらには実店舗の集客数を伸ばせることが期待できます。
インスタグラムにはフォロー機能があり、フォロワーになってくれたユーザーと継続的にコミュニケーションを取れる環境が整っています。定期的にコンテンツを発信して訴求を繰り返すことで、ユーザーのブランドへのイメージアップを期待できます。その結果、集客につながるなどのメリットを得やすくなります。
多くのユーザーが不快に感じるコンテンツを投稿したりすると、ブランドイメージの低下を招きます。ネガティブなイメージを持つユーザーが増え、最悪の場合、炎上したり、誹謗中傷が起きたりするリスクが高くなります。滅多に起こることではありませんが、何をきっかけにこのような事態になるかわからないところがSNSの怖いところでもあります。批判が集まるようなコンテンツの発信には注意しましょう。
インスタグラムを活用した集客を成功させるためには、競合分析やコンテンツ制作、最新情報の収集など、多くの労力や時間が必要になります。よって、一定の運用リソース(人員など)を用意しなければ、運用を持続していくことが難しい傾向にあります。ここもインスタグラム活用の大きなデメリットのひとつと言えます。
インスタグラムのマーケティング効果により、近年、アカウントを開設する企業が増えています。したがって、ジャンルによっては競合が多く、他社より優れた運用をしなければ埋もれてしまう可能性があります。ただ何となく運用しているだけでは効果を感じにくくなっているところも現在のインスタグラム活用のデメリットと言えます。
インスタグラム集客に取り組んでもいい企業の特徴
上記のデメリットを対策できそうであれば、集客でインスタグラムを活用することで、プラスの働きをもたらせることが期待できます。一方で、デメリットを克服できそうにない場合はインスタグラム運用に取り組まないほうがいいと言えます。
どの企業も共通ですが、インスタグラム運用を始めるにあたって専任の担当者を置くケースは少ないです。多くの場合、担当者が兼務でインスタグラムの管理を行なう傾向にあります。
しかし、上述した通りインスタグラム運用を成功させるためには、それなりの労力や時間が必要になります。ほかの業務との兼務ではリソースを割けず、運用がままならなくなる可能性があるのです。結果、アカウントを開設したのはいいものの更新が止まってしまうという状態に。
自社の状況(リソースなど)を鑑みた結果、自社内での運用が厳しい場合は、インスタグラムを活用しないという判断をすることも大切です。それは、限られたリソースをうまく配分し、効率よく集客を増やす施策に取り組めることにもつながります。
十分な運用リソースを用意することが難しいながらも、インスタグラム集客に取り組み、成功させたい場合は、代行会社にアカウント運用を支援してもらう方法があります。代行会社はインスタグラム運用に関するノウハウを持ち、集客効果を導くまでのセオリーを知っていることから、効率よく集客成功を目指せます。自社では運用が難しい場合は、代行会社への委託を検討してみるとよいでしょう。
ただし、代行会社を利用するときは、業者の選び方が重要になります。たとえば、実績が少ない業者を選んでしまうと効果を感じられないだけでなく、費用も無駄になってしまいます。ひとくちに代行会社と言っても、その数は豊富にあります。適切な選び方によって、自社にぴったりな代行会社を見つけることが大切です。
ユーザーの日常に浸透しているSNSであるインスタグラムを上手に活用することで、期待以上の集客効果を見込むことができます。今回取り上げたデメリットとなる部分の対策が可能な場合は、ぜひ集客でインスタグラムを活用してみてはいかがでしょうか。
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この記事の執筆者
Instagram運用ディレクター
鈴木
これまでに100社以上のInstagram運用を支援。企画力に定評があり、現在も指名される形で数十社のアカウント運用をサポート中。