最終更新日:2019.07.09
若者たちの間では生活の一部とも言われるようになったSNS「インスタグラム」。今、そんなインスタグラムを集客ツールとして、商業利用する企業や店舗もかなり増えています。
その一方で、
と感じている人は多いのではないでしょうか?
今回は、どんな投稿方法があるのか、タイプ別にご紹介していきたいと思います。
目次
インスタグラムを通して、集客や認知度UPにつなげるためには、まずはファンを増やすことから始めなければなりません。ファンが増えれば自然とフォロワーも増えていきます。
そのためには、魅力的なアカウントであることはもちろん、ユーザーに対して何か利益をもたらす投稿を行なうことが必須です。
また、アカウントに「統一感」があると、ユーザーにコンセプトが伝わりやすく、ひと目で興味を持ってくれる可能性が高いです。
ここからは、実際に多くのフォロワーを獲得している3つのアカウントを事例にして、投稿タイプ別に「統一感」と「魅力」についてご紹介していきます。
引用:https://www.instagram.com/ana.japan/
上記の画像はANAの公式アカウントです。
一つひとつの投稿が独立しているタイプで、これが一番基本的な投稿方法です。
ANAのアカウントでは投稿されているすべての画像が色鮮やかで、コントラストがはっきりとしたものに加工されています。
ぼかし加工や、モノクロ加工されたものも無く、画像の加工法に統一感があります。
アカウント全体を見てもカラフルで、見ているだけで楽しくなるような写真ばかりです。
「ここに行ってみたい!」と思える写真が並び、アカウント側から「ここに行ってみたら?」と旅行の提案をしてくれているようにさえ感じ取れます。
このアカウントをフォローしていれば、旅行好きはもちろん、まだあまり旅行に出かけたことが無い人も、旅行先の候補選びを楽しむことができます。
引用:https://www.instagram.com/gu_for_all_/
上記の画像は、GUのインスタグラムです。
GUではいくつかのアカウントを運用していて、アカウントごとに運用方法をうまく使い分けています。
このアカウントでは、ユーザーが「#gu」「#guコーデ」「@gu_for_all」などのハッシュタグや、アカウントのタグ付けをして、GUのコーディネートを投稿したものを、リポスト(再投稿)しているアカウントです。
このアカウントでは、全てがリポストの投稿になっています。
ユーザーが自分でコーディネートした写真だけが投稿されているため、「コーディネート専用」として誰が見ても「ファッションのアカウント」ということがひと目でわかります。
ユーザーからすると、シンプルにファッションの参考にすることができます。
実際に一般の人が着用している写真なので、着用した時の全体感がわかりやすいことや、店舗では見つけられなかった商品がここで見つけられたりします。
また、広告感や押し売り感が無いことからもユーザーに好まれやすいです。
引用:https://www.instagram.com/haagendazs_jp/
上記の画像は、ハーゲンダッツのインスタグラムです。
最初に紹介した単体投稿のものもありますが、ほとんどが「グリッド投稿」といって画像を分割して投稿し、数回の投稿で1つの画像になるという投稿方法が使われています。
ほとんどの投稿が9枚で1つの画像になっていますが、スクロールしていくと、1スクロールの半分をこの9枚の画像で占めています。
1つの画像を分割しているので、この9枚の枠は同じ色味・同じ小物が使われています。もちろんコンセプトも統一されています。
9枚で大きな1つの画像になるため、コンセプトが伝わりやすいことはもちろん、インパクトが大きく強い印象を与えることから、ユーザーにフォローされやすい傾向にあります。
また、1、2枚投稿されると、「これは、グリッド投稿だ!」とわかるので、「どんな画像になるのだろう?」とユーザーに楽しみを与える事もできます。
今では、画像を分割できる無料アプリもあるので、誰でも簡単にグリッド投稿を行なうことが可能です。
3つの投稿方法ごとに、統一感と魅力についてご紹介してきました。
どの投稿方法が自分のアカウントに合っているか見極めて、真似しながら自分のアカウントに沿うように応用していきましょう。
この記事の執筆者
Instagram運用ディレクター
鈴木
これまでに100社以上のInstagram運用を支援。企画力に定評があり、現在も指名される形で数十社のアカウント運用をサポート中。