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最終更新日:2025.01.14

企業のSNS活用のコツとは?

企業のSNS活用のコツとは?


近年、企業活動においてSNSの活用は当たり前になりつつあります。

しかし「とりあえずアカウントを作ったものの、何から手をつければいいか分からない」「フォロワーが増えず、効果を感じられない」といった悩みを持つ担当者の方も多いのではないでしょうか?

この記事では、企業がSNS運用を成功させるためのポイントをわかりやすく解説します。

自社のビジネスを成長させるためのヒントですので、ぜひご覧ください。

SNS運用とは?

SNS運用とは、Facebook、Instagram、X(Twitter)、LINEなど、さまざまなSNSを通じて、企業の認知度向上やユーザーとの関係構築を目指すマーケティング活動のことです。

従来型の広告とは異なり、SNS運用ではユーザーと双方向のコミュニケーションを取りながら、共感や信頼関係を築くことに主眼が置かれます。

たとえば、

など、さまざまな方法で企業とユーザーとの距離を縮めることを目指します。

企業のSNS運用で発生する業務の内容

実際にSNSを活用するにあたって、具体的にどのような業務が発生するのか、ひとつずつ見ていきましょう。

運用するSNSの選定

数あるSNSの中から、自社に最適なプラットフォームを選ぶことは、SNS活用において非常に重要になります。なぜなら、それぞれのSNSで利用者層や特徴が異なり、ターゲットに合わない場合、運用したとしても期待する効果を得にくくなるからです。

たとえば、10代~20代の女性に人気の高いInstagramで、比較的高齢の男性が多いBtoBビジネスの宣伝をしても、効果は見込みにくいです。逆に、ビジネスパーソンが多く利用するX(Twitter)で、華やかな写真や動画中心の情報発信をしても、ユーザーの心に響きにくいため、反応は鈍くなります。

このように、闇雲にSNSを始めるのではなく、それぞれのプラットフォームの特徴を理解し、自社のターゲットやビジネスモデルに最適なSNSを選定することが、SNS活用の成功への第一歩と言えます。

アカウント設計

アカウント設計は、ユーザーの目に止まり、企業のブランドイメージを効果的に伝えるために重要なポイントになります。第一印象となるアカウント情報が魅力的でなければ、ユーザーはフォローしてくれず、企業が発信する情報を継続的に見てもらえないからです。

アカウント設計では、まず、わかりやすく覚えやすいアカウント名を設定しましょう。また、企業の顔となるプロフィール画像には、ロゴやブランドイメージを象徴する画像を使用するのが基本です。プロフィール文では、企業やブランドの魅力や情報を簡潔に伝え、ユーザーの興味関心を惹きつけるようにしましょう。

これらの要素を戦略的に設定することで、ユーザーに好印象を与え、フォローやエンゲージメントにつながりやすいアカウントを構築しやすくなります。

コンテンツテーマの選定

アカウント設計と同様に、どんなテーマのコンテンツを配信していくのかを決めることも、SNS運用においては欠かせません。企業アカウントだからといって、自社商品やサービスの宣伝ばかりを発信していると、ユーザーはすぐに飽きてしまい、フォローしたとしてもすぐに外してしまうかもしれません。

ターゲットとなるユーザーが本当に求めている情報を分析し、彼らが共感したり、役に立つと感じたりするコンテンツテーマを選定することが重要になります。たとえば、自社の商品やサービスに関連するノウハウや豆知識、業界の最新情報、顧客の課題を解決するヒントなどを発信することで、ユーザーの心を掴み、エンゲージメントを高められることが期待できます。

コンテンツ制作・投稿

コンテンツ制作は、ユーザーの心を掴み、企業のファンを増やすための、いわば心臓部です。

ユーザーは自身に有益な情報を求めています。自社の宣伝ばかりではなく、ユーザーファーストを意識し、ユーザーにとって本当に役立つ情報や、共感を得られるようなコンテンツを心がけましょう。

たとえば、商品やサービスの活用方法、お客様の声、業界の最新情報などを織り交ぜることで、ユーザーの興味関心を引きつけ、エンゲージメントを高めることができます。

また、ユーザーの目に止まりやすく、情報が伝わりやすいように、画像や動画を積極的に活用することも効果的です。新商品の魅力を伝えるなら、高画質な写真や短い動画で視覚的にアピールする、イベント情報を発信するなら、臨場感あふれる写真や動画でユーザーの期待感を高める、といったようにするのがポイントです。

コメント・DM対応

コメントやDMへの対応は、ユーザーとの距離を縮め、信頼関係を築く際に有効な手段です。コメントやDMが寄せられたら可能な限り、反応しましょう。

たとえば、商品に関する質問や疑問に対して、迅速かつ丁寧な回答をすることで、顧客満足度を高め、購買意欲の向上につなげることができます。また、感謝の気持ちを込めたメッセージを送ることで、ユーザーとのエンゲージメントを深め、ファン化を促すことも可能です。

一方、ネガティブなコメントやクチコミに対しては、真摯に受け止め、適切な対応を取る必要があります。放置したり、感情的な反論をしたりせず、ユーザーの声には耳を傾け、真摯に向き合いましょう。

データ分析

感覚的に運用するのではなく、データに基づいて改善策を検討することで、より効率的かつ効果的なSNS運用が可能になります。各SNSでは、フォロワーの属性(年齢、性別、地域など)やアクティブな時間帯、投稿への反応(いいね、コメント、シェア、閲覧数など)といったデータを確認することができます。

これらのデータを分析し、どのようなコンテンツがユーザーに響いているのか、どの時間帯に投稿するのが効果的なのか、などを把握しましょう。そして、データに基づいて、改善策を検討していきます。たとえば、特定の年齢層へのリーチが低い場合は、その層に響くようなコンテンツを増やしたり、ハッシュタグを変更したりするなどの対策を立てることができます。

データ分析を通して得られたデータを今後のSNS運用に活かしていくことで、より大きな成果につなげやすくなります。

キャンペーンの企画・実施

SNSを活用したキャンペーンは、ユーザーの心を掴み、大きな反響を生み出す効果的な施策です。期間限定の割引クーポンを発行したり、プレゼントキャンペーンを実施したりし、ユーザーの購買意欲を高めましょう。

また、ユーザーに写真投稿を促すフォトコンテストや、指定ハッシュタグをつけて感想を投稿してもらうキャンペーンなどを通して、ユーザー参加を促し、ブランド認知の向上を図ることもできます。

SNS広告の配信

SNS広告は、年齢、性別、興味関心、地域など、さまざまな条件でターゲティングが可能です。自社の商品やサービスに興味関心の高いユーザー層へピンポイントで広告を配信できるため、従来の広告よりも費用対効果の高い施策となります。

広告運用には予算が必要になりますが、広告費用は予算に合わせて調整できるため、中小企業でも導入しやすいメリットがあります。可能であるならアカウント運用とともに活用しましょう。

インフルエンサー施策

インフルエンサー施策は、SNS運用で主流な施策のひとつです。インフルエンサーのフォロワーは、そのインフルエンサーの趣味嗜好に共感し、信頼関係で結ばれています。

広告よりも自然な形で商品やサービスの魅力が伝わりやすいというメリットがありますので、影響力のあるインフルエンサーに自社商品やサービスをPRしてもらい、より多くのターゲットユーザーへ情報を拡散しましょう。

また、インフルエンサーとのタイアップ企画やコラボ商品開発など、従来の広告とは異なるアプローチで、ユーザーの心を掴むことも可能です。

主要SNSの特徴

SNS 企業 活用を成功させるには、それぞれのプラットフォームの特徴を理解することが重要です。ここでは、主要なSNSの特徴について解説していきます。

Instagram

Instagramは、写真や動画を中心としたSNSです。月間アクティブユーザー数は3,300万人を超え、若年層からの人気を誇ります。視覚的な訴求力が高く、商品やサービスの世界観を直感的に伝えられる点が魅力です。

たとえば、飲食店なら美味しそうな料理写真、アパレルショップならコーディネート写真、美容室ならスタイリング写真など、ユーザーの心を掴む美しい写真や動画を投稿することで、来店や購買につなげることが期待できます。

また、「ストーリーズ」や「リール」などの機能を活用すれば、より多くのユーザーに情報を届けることも可能です。

TikTok

TikTokは、60分までの動画を共有できるSNSです。国内では10代~20代のユーザーが多く、流行に敏感な若年層へのアプローチに最適です。TikTokの特徴は、独自のアルゴリズムによって、ユーザーの興味関心に基づいた動画が次々と表示される点にあります。

そのため、たとえフォロワー数が少なくても、質の高い動画を投稿すれば、多くのユーザーの目に触れ、拡散される可能性を秘めています。これは他のSNSにはない、大きな魅力と言えます。

企業は、TikTokで商品やサービスのプロモーション動画や、企業文化を伝える動画などを配信することで、ブランド認知度の向上や顧客とのエンゲージメント強化を図ることができます。

YouTube

YouTubeは、動画コンテンツを共有する世界最大級のSNSです。幅広い年齢層に利用されており、特に若年層やミドル層へのアプローチに効果的です。YouTubeの特徴は、他のSNSと比べて情報量の多さと、検索エンジンとしての機能を持つ点にあります。

ユーザーは商品レビューやハウツー動画など、具体的な情報を求めてYouTubeを訪問するため、企業は自社商品やサービスの理解を深める動画コンテンツを配信することで、購買意欲の高い見込み顧客を獲得できる可能性があります。

また、動画コンテンツはテキストや画像よりも記憶に残りやすく、ブランドイメージの向上にも貢献します。

Facebook

Facebookは、国内では20代~50代のユーザーが多く、幅広い年齢層に利用されているSNSです。企業ページを無料で作成できるため、企業にとって情報発信の場として活用しやすい点が魅力と言えます。

自社の商品やサービスに関する情報を発信するだけでなく、イベント情報やキャンペーン情報などを掲載することで、ユーザーの興味関心を惹きつけ、購買につなげることが期待できます。また、Facebook広告を活用すれば、よりターゲットを絞った広告配信も可能です。

企業のSNS活用のポイント

運用目的を設定する

運用目的が定まらないまま闇雲にSNS を運用し始めても、時間と労力を無駄にするだけです。

たとえば、チラシを作成する際、ターゲットや目的を決めずに作成しては誰にも刺さらないものができあがってしまいます。どんな人に届けたいのか、どんな行動を促したいのかを明確にした上で、チラシのデザインや内容を考えるはずです。

SNS 運用も同様に、まずは「自社にとってSNS を活用する目的は何か」を明確にする必要があります。売上アップ、認知度向上、顧客とのエンゲージメント強化など、目的は企業によってさまざまです。

目標(ターゲット)を設定する

運用目的と同様に重要なのが、誰に情報を届けたいかという「ターゲット設定」です。ターゲット層によって、利用すべきSNSや発信する情報の内容が変わります。

たとえば、若年層向けの商品を扱うのであればInstagramやTikTok、ビジネスパーソン向けであればFacebookやX(Twitter)といったように、利用するSNSを使い分ける必要があります。

ターゲットを明確にすることで、より効果的なSNS運用が可能になります。

魅力的なコンテンツを制作する

SNSの運用目的とターゲットが明確になったら、次は魅力的なコンテンツを制作しましょう。どれだけ素晴らしい商品やサービスを提供していても、ユーザーの目に留まるコンテンツでなければ、SNSの効果を最大限に活かせません。

たとえば、魅力的な店内装飾や商品ラインナップの飲食店でも、写真や動画でその魅力が伝わっていなければ、新規顧客の獲得につながりません。ターゲット層が興味を持つ情報を盛り込み、企業の顔として親しみやすさや信頼感を演出できるような、質の高いコンテンツ作りを心がけましょう。

具体的には、企業文化や商品・サービスの裏側を紹介する動画、従業員の紹介記事、お客様の声などを掲載すると良いでしょう。

定期的に情報発信を行なう

魅力的なコンテンツを発信していく上で重要なのが、定期的な情報発信です。

情報発信の頻度が低いアカウントは、ユーザーの目に触れる機会が減り、企業や商品・サービスへの関心が薄れてしまいます。毎日発信する必要はありませんが、週に2回~3回など、コンスタントに発信しましょう。

ただし、質の低い情報を発信することや、ユーザーにとって有益ではない情報を発信することは、逆効果になります。情報発信の際には、ユーザーにとって価値のある情報を厳選し、質の高いコンテンツ作りを心がけましょう。

ユーザーとコミュニケーションを行なう

ユーザーは企業からの一方的な情報発信よりも、自分たちの声に耳を傾け、応えてくれる姿勢に魅力を感じる傾向にあります。投稿に対してコメントや質問があった場合、可能な限り返信するように心がけましょう。

また、「いいね」や「シェア」などのリアクションを通じて、ユーザーとの距離を縮めることも大切です。このような積極的なコミュニケーションを通じて、ユーザーとのエンゲージメントを高めることが、企業のSNSの成長には欠かせません。

効果測定に基づいた改善を行なう

SNS運用では、感覚ではなくデータに基づいて改善策を考えることが重要です。データはユーザーの反応を客観的に示してくれます。たとえば、アクセス解析ツールを用いることで、どの投稿の反応が良かったのか、どの時間帯に投稿すると多くの人に見てもらえるのか、といったことがわかります。

これらのデータは、今後のSNS運用を改善する上で重要なヒントになります。アクセス数やエンゲージメント率などのデータを見える化し、改善を繰り返し、より効果的なSNS運用を実現していきましょう。

炎上対策を徹底する

SNSは、企業にとって大きな成長の機会をもたらす一方で、炎上のリスクも孕んでいます。一度炎上してしまうと、企業の評判に大きな傷がつき、顧客離れや売上の低下につながります。日頃から、誤解を招くような表現を避けたり、正確な情報発信を心がけたりするなど、炎上対策も徹底しましょう。

また、万が一炎上してしまった場合は、事実関係を迅速に確認し、誠実な対応を心がけることが大切です。特に、企業の責任者が個人的なアカウントで不適切な発言をしてしまうケースも少なくありません。従業員一人ひとりが、SNSの適切な利用方法について理解を深めておくことが重要です。

まとめ

SNSの活用は、現在のマーケティングにおいて非常に重要な位置づけとなっています。SNSは無料で利用できるため、積極的に活用し、自社のマーケティングに活かしていきましょう。それが、SNS時代において自社の認知度アップやブランドイメージの向上につながり、優位性を高められることにつながります。

この記事の監修

鈴木

Instagram運用ディレクター
鈴木

これまでに100社以上のInstagram運用を支援。企画力に定評があり、現在も指名される形で数十社のアカウント運用をサポート中。

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