最終更新日:2022.12.14
2021年6月17日、Instagramはアプリ内で人気のスポットを検索できる「地図検索機能」を導入しました。この機能の実装により、アプリ内で場所(飲食店や観光施設など)の位置情報を確認できるようになりました。本記事では、そんな地図検索機能の概要や設定方法について解説します。
地図検索は、位置情報に基づいて近くにある人気のスポットを検索できる機能のことです。カフェやレストランなどの飲食店をはじめ、施設、観光地などもリサーチすることができます。
近年、インスタグラムで場所に関する検索を行なうユーザーは増加傾向にあります。たとえば、今いる場所の近くにあるカフェを探す…というときにインスタグラムの地図検索が使われるようになってきています。
そのため、地図検索に自社ビジネスの情報が表示されるようにしておくことで、ユーザーから自社ビジネスを発見してもらえる可能性が上がります。結果、ユーザーの訪問機会を増やせる効果を期待できます。
地図検索は発見タブから利用できます。発見タブの右上にある地図のアイコンをタップすると、地図検索のページに移ります。
はじめは、現在の位置情報に基づいて、おすすめのスポットがいくつか表示されていますが、画面下部の「近くで人気」から好みのスポットに絞って検索することができます。
また、地図検索は一部のハッシュタグ検索の検索結果ページにも表示されます。たとえば、「#カフェ」でハッシュタグ検索をかけて、検索結果ページを見てみると、画面上部に地図検索の画面が表示されます。
では、地図検索に自社ビジネスの情報を表示させるには何をすればいいのでしょうか。このやり方は簡単で、投稿に位置情報を設定するだけで、地図検索に表示されるようになります。以下、投稿に位置情報を設定する手順を解説します。
1.プロフィールの+をタップします。
2.「投稿」をタップ後、投稿する画像を選択し、この画面まで進んだら「場所を追加」をタップします。
4.検索バーに場所の名称(住所の場合、その住所にある場所の候補が表示される)を入力します。設定後、コンテンツを投稿します。
1.ストーリーズに投稿するコンテンツを選んだら、リンクステッカーで「場所」を選択します。
2.フィード投稿と同じように、検索バーに場所の名称(住所の場合、その住所にある場所の候補が表示される)を入力します。設定後、コンテンツを投稿します。
1.リールに投稿するコンテンツを撮影後、「場所を追加」をタップします。
2.フィード投稿と同じように、検索バーに場所の名称(住所の場合、その住所にある場所の候補が表示される)を入力します。設定後、コンテンツを投稿します。
インスタグラムで能動的に場所を検索するユーザーは、前述した方法で地図検索を利用する傾向にあります。つまり、発見タブから地図検索に移動し、そこで場所に関する検索を行ないます。
ですが、ユーザーの中には、受動的に受け取った情報をきっかけに、その場所に興味を持つ人もいます。そうしたユーザーは、コンテンツから地図検索に移動する傾向にあります。
そのため、コンテンツに位置情報を設定していないと、ユーザーをスムーズに地図検索に誘導できず、来店機会の損失を招いてしまいます。
このことから、コンテンツに位置情報を設定することは、「集客の機会を失わない」という点で非常に重要なポイントになります。
地図検索は、特に実店舗を持つビジネスが認知拡大や集客促進を成功させるうえで、大いに役立つ機能です。インスタグラムで能動的に場所の検索を行なうユーザーはもちろん、受動的な情報によって偶発的にその場所に関して興味を持ったユーザーの訪問機会も失わないために、ぜひ、コンテンツなどに位置情報を設定し、地図に自社のビジネスが表示されるようにしておきましょう。
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この記事の監修
Instagram運用ディレクター
鈴木
これまでに100社以上のInstagram運用を支援。企画力に定評があり、現在も指名される形で数十社のアカウント運用をサポート中。