最終更新日:2021.02.08
今やインスタグラムがWebマーケティングで活用されることは珍しくなくなってきました。
しかし、そのときに気になるのがインスタグラムの拡散力に関することではないでしょうか。
そこで今回は、インスタグラムの拡散力と、投稿を拡散する方法について解説していきます。
目次
インスタグラムは、ほかのSNSより拡散力が低いことで知られています。
インスタグラムには、ツイッターやフェイスブックのように、投稿した記事などを「シェア」できる機能が実装されていないからです。
ただ、ツイッターやフェイスブックは文章がメインですが、インスタグラムは写真に特化しています。ほかのSNSとは違い、視覚的・直観的に物事を訴えかけられるのです。
そのため、インスタグラムを最大限利用し、相手が良いと思える情報を提供していけば、投稿の拡散力を高めることができます。
では、具体的にどのような方法で投稿を拡散していくのか見ていきましょう。
インスタグラム単体では高い成果は見込めない拡散。しかし、ツイッターやフェイスブックと連携させることで、拡散性を高めることができます。
インスタグラムには、ツイッターやフェイスブックと簡単に連携できる機能が実装されています。実際にどうやって連携させるのか、テストアカウントを使って説明していきます。
▲プロフィール画面を開いたら、赤枠「三」をタップします。次に赤枠「設定」をタップします。
▲左画像赤枠「アカウント」、右画像赤枠「リンク済みアカウント」の順にタップします。
▲左画像の画面が開いたら、ツイッターとフェイスブックの項目をタップします。そうすると、ログイン画面が開くので、IDとパスワードを入力して連携させます。
そして、プロフィール画面に戻って投稿した画像をタップしたら、右画像の画面になるので、赤枠「…」をタップします。
▲そうすると、左画像の画面が開き、「シェア」という項目が表示されるので、それをタップします。
右画像の画面が開いたら、ツイッターとフェイスブックの項目をONにします。その後、右上にある「シェア」ボタンを押せば、ツイッターとフェイスブックへのシェアが完了です。
ちなみに、この右画像を見てもらえればわかると思いますが、インスタグラムはツイッターとフェイスブック以外のSNSとも連携することができます。拡散力を高めるためにも、そうしたSNSへシェアしてもよいでしょう。
また、「メール」や「リンクをコピー」をタップすれば、メールで投稿を送れたり、URLをコピーできたりするので、必要に応じて利用を検討してみましょう。
「リポスト」は、ツイッターで言うところのリツイートのような機能のことを指します。
「リグラム」と呼ばれることもあります。リポストを活用すれば、任意の投稿をほかのユーザーに拡散することができます。
現在のところリポストは、インスタグラム自体に備わっている機能ではないため、外部からダウンロードする必要があります。
種類は豊富にありますが、なかでも有名なのは「Repost for Instagram」です。リポストを活用したい方は、この機会に導入してみてはいかがでしょうか。
なお、リポスト機能には「ゆくゆくインスタグラム自体に実装される」という話もあります。実装された際は、ぜひ積極的に利用していくことをオススメします。
投稿を拡散したいと思っている方は、その多くがユーザーにアカウントを知ってもらい、いいねやフォロワーを増やしたいと思っているのではないでしょうか。
ここからは、投稿を拡散する方法以外で知っておきたい投稿を見てもらえる可能性を高めるテクニックをご紹介します。
多くの人に投稿を見てもらうと言う点でハッシュタグは欠かせないポイントになります。
理由は単純でインスタグラムの検索機能では、ユーザーが検索したキーワードと合致したハッシュタグがついた投稿を表示させるようになっているからです。
たとえば、「犬」という検索キーワードでは、「#犬」というハッシュタグがついた投稿が表示されます。
多くの人に投稿を見てもらうことは、そのぶんいいねやフォロワーが増え、人気投稿になれる可能性を高めます。人気投稿になれば、検索結果で上位に表示される確度も上げることができます。
そうすれば、わざわざ投稿を拡散しなくても、あなたのアカウントに訪れるユーザーを増やせます。そのため、投稿には必ずハッシュタグをつけるようにしましょう。
ただし、注意しておきたいのが「デタラメにハッシュタグをつけること」です。ハッシュタグをつけるときは、投稿と関連性の高いものにしなければなりません。
投稿と関連性の低いハッシュタグであると、いくら投稿を見るユーザーが増えても、そのユーザーが求めている情報ではないため、いいねやフォロワーが増えにくくなるからです。
そうすると、人気投稿になれる可能性が低くなり、ハッシュタグによる効果を期待できなくなります。ハッシュタグを活用するときは、まず投稿と関連性の高いものを選ぶようにしましょう。
拡散力が弱いと言われているインスタグラムですが、やり方によっては多くの人に投稿をシェアすることができます。
Webマーケティングでインスタグラムを活用する際は、拡散テクニックを駆使して自社の認知度向上やブランディングを成功させていきましょう。
この記事の執筆者
Instagram運用ディレクター
鈴木
これまでに100社以上のInstagram運用を支援。企画力に定評があり、現在も指名される形で数十社のアカウント運用をサポート中。