公開日:2019.01.04 最終更新日:2020.03.19
今や日常生活の一部として浸透しているインスタグラム。
じつは、採用活動でも活かせることを知っているでしょうか。インスタグラムを活用して採用活動をおこなっている企業はまだまだ多いとは言えません。
しかし、SNS時代だからこそインスタグラムでの採用活動は効果的。
今回は、
この3つに分けて、インスタグラムを活用した採用戦略をご紹介します。
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まずはインスタグラムが採用活動で効果的な理由を見ていきましょう。
今現在、企業は採用活動で若い世代を求める傾向にあります。
インスタグラムのユーザーは20代~30代がメイン。企業が求めている若い世代が最も多いのです。
ここで企業が採用したい人材とインスタグラムのメインユーザーの一致が見られます。
これはつまり、インスタグラムの活用次第では求める人材に対して効果的なアプローチができることを意味します。
就職活動をしている学生や転職を考えている人は、求人媒体で気になる企業を見つけたあと、Google検索などでより詳細な情報を得ようとする傾向にあります。
今はそれに加えて、SNSでも情報を収集する人も増えています。SNSは20代~30代の若い世代にとって身近なもの。情報を発信するだけではなく、情報を得たいときの検索ツールとしても利用します。
そのなかでもインスタグラムは検索ツールとしてよく利用されるSNSです。だからこそ、運用に注力し、職場の魅力などをアピールすれば、効果的に採用をおこなえる可能性が高くなります。
では、インスタグラムで採用活動をすることで、具体的にどのようなメリットがあるのかご紹介します。
求人媒体に載せられる情報はごくわずかです。必要最低限の「募集要項」「採用条件」「待遇」「数枚の写真」のみであることが多いでしょう。これでは、求職者に自社の一部分の魅力しか伝えることができません。
また、自社サイトでも事業紹介などがメインになりがちです。社内行事などの情報を載せることもできますが、リアルタイムな情報を載せづらかったりすることにより、ユーザーとの距離感を縮めにくい傾向にあります。
たしかに、求職者にとって採用条件や待遇は企業選びで重要なポイントになります。どのような事業をおこなっているのか知ることも企業選びの判断材料となるでしょう。
しかし、今ではそれ以外の部分。つまり、職場環境や働きやすさも重視されるようになってきています。そうした職場環境などを伝えるうえでインスタグラムは効果的に働いてくれます。
そもそもインスタグラムはビジュアルに特化したSNSでユーザーにとって身近なものです。日ごろの社内の風景や社員の笑顔などを投稿することで、直観的・視覚的にユーザーに魅力をアピールできます。
それが、ユーザーとの関係値を高められることにつながり、結果「こんな環境で働いてみたい」という気持ちを抱いてもらえることにつながります。
人材採用のシーンでよくある課題が「採用のミスマッチ」です。
採用活動はコストも時間もかかります。そのため、採用側からすればミスマッチは避けたいはずです。
インスタグラムで企業本来の姿を見せれば、こうした採用のミスマッチも抑えることができます。
求職者が、その企業のリアルを知ることで、
といった判断がある程度可能となります。それが、採用のミスマッチを減らせることにつながります。
インスタグラムには、「更新が簡単」というメリットもあります。
インスタグラムは誰でも簡単に投稿したり、編集したりすることができるものです。これにより、自社サイトなどで記事を作成するよりも楽に情報を更新することができます。
採用側の労力を減らせて、効率的な採用活動ができるようになります。
インスタグラムは無料のサービスです。そのため、インスタグラムから応募が集まり、採用が決まれば広告費は0円になります。
正社員に限らずパートやアルバイトなどを募集することもできるので、求人広告のように雇用形態によって掲載する媒体をわける必要もなくなります。
インスタグラムを採用活動で使うことにはデメリットもあります。
たとえば、楽しさをアピールするために飲み会の様子を載せるとき。
このとき、お酒を強引に飲ませたりするといった、少し下品な動画を載せてしまうと企業のイメージを下げてしまう可能性があります。
社員からしてみれば、いつもの軽いノリかもしれませんが、他人からするとあまり良い印象ではありません。
採用活動でインスタグラムを活用する際は、常に求職者や一般の人が見ていることを忘れないようにしましょう。
投稿内容を慎重に考えれば、求職者にネガティブなイメージを与えることはないでしょう。
最後に、インスタグラムを利用して採用活動をおこなう際のコツをご紹介します。
求める人材によってアピール内容は異なります。
たとえば、活気あふれる元気な人材が欲しいなら、楽しい社内イベントなどの様子を多く載せる。仕事に情熱を持って取り組む人材が欲しいなら、一緒に働くメンバーの紹介や仕事内容のことを載せる。といったようなアピール内容になるでしょう。
こうした運用方針を事前に決めることが大切になります。運用方針が漠然としたままだと、欲しい人材にうまくアピールできず、効果的な採用活動ができなくなる可能性があります。
優秀な人材が欲しいあまり、本来の姿ではない部分をつくり出したり、内容を大げさにしたりすることは絶対にNG。このような運用をおこなうと、さきほどお話しした「採用のミスマッチ」が起こる可能性が高くなります。
せっかくインスタグラムを通して人材を採用できても、ミスマッチによってすぐに退職してしまっては意味がありません。インスタグラムを運用する際は、会社本来の雰囲気をアピールするようにしましょう。
それが、求職者とのエンゲージメントを高められ、採用のミスマッチが起きるリスクを抑えられることにつながります。
弊社では以下の採用アカウントを構築し、実際に新卒採用で活用しています。
URL:https://www.instagram.com/cin_saiyo/?hl=ja
LP型で会社の雰囲気を伝えると同時に、社内イベントや説明会などのリアルな情報を投稿することで、求職者にどのような企業なのかを理解してもらうようにしています。
結果、説明会に参加した学生のなかには「インスタグラムを見た」という方も。求職者とのエンゲージメントを高め、応募を促すことに成功しています。
インスタグラムで採用活動をすることには、多くのメリットがあります。
運用自体に広告費がかからず、誰でも簡単に投稿できるので、運用方針だけしっかりと決めれば担当制で更新していくこともできます。
インスタグラムをうまく活用し、採用活動をよりよいものにしてみてはいかがでしょうか。
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