最終更新日:2024.08.22
インスタグラムにはさまざまな投稿機能があります。
その投稿機能の中でも近年、特に注目を集めているのがリールです。
この記事では、リールの概要からリール動画の表示順の仕組み、リールの再生回数を増やすコツを解説します。
リールの基礎知識から応用まで知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
インスタグラムのリールは、最大90秒の動画を投稿できる機能です。
投稿する動画には音楽やエフェクトを追加することも可能で、クリエイティブなビデオコンテンツを作成できるところに特徴があります。
動画は、画像より何倍も多くの情報をユーザーに伝えることができます。また、ユーザーからよく閲覧されるコンテンツでもあります。
その点、ビジネスなどでインスタグラムを最大限活用する際は、リールを上手に使うことが重要になります。
リールは「発見タブ」と「リール」で閲覧できます。
発見タブとは、新たなコンテンツを発見できる場所で、ハッシュタグ検索や場所検索なども行なえます。
リールは、投稿された動画がまとめられている場所で、スワイプすると動画が次々と表示されます。
リールは多くのユーザーが利用する場所です。
しかも、基本的にはフォローしていないアカウントの投稿が表示される仕組みとなっています。
そのため、リールで露出を増やすことで、コンテンツの認知を効率よく広げることができます。
また、認知拡大によりリーチが多くなり、いいねやコメント、保存といったアクションも増えやすくなります。
つまり、リールでの露出拡大はエンゲージメント向上にも寄与し、さらに露出が増えやすくなるなど、インスタグラム運用において、さまざまな好影響を生み出すのです。
そのため、リールにおいて動画の露出を増やすことは、とても重要な取り組みとなります。
では、どうすればリールで露出度を上げることができるのでしょうか?
リールの表示順はアルゴリズムによって決定されています。
このアルゴリズムはいくつものシグナルで構成され、それぞれのシグナルで高く評価されることで、動画の品質が決まり、それがリールの表示順に反映されるようになっています。
インスタグラム公式のウェブサイトでは、投稿を評価するシグナルの中でも特に重要な項目が明示されています。
その内容を簡単にまとめると…
・いいねや保存、再シェアなどの反応を多く獲得している
・最後まで動画が見られている
・トレンド、話題の音楽を使っている
・ユーザーが音源ページに移動している
・フォロワー数が一定以上いる
となります。
上記の条件を満たす、または近づけることで、リールでの露出増加を期待できるようになります。
前章ではアルゴリズムをハックすることがリールでの露出増加に好影響を与えることを述べ、特に重要なシグナルをご紹介しました。
ここでは、それらのシグナルで高く評価され、再生回数が増える動画を作成するコツを解説します。
まずは、目的とターゲットを明確にします。
たとえば、自分の商品やサービスを紹介したいのか、自分の知識やスキルをアピールしたいのか、自分の人柄や趣味を表現したいのか、などです。
また、コンテンツを届けたいターゲットは誰か、そのターゲットはどのようなニーズや関心があるのかも考えましょう。
目的とターゲットを明確にすることで、動画のジャンルやトーンなどを決めやすくなります。
ターゲットを決めたら、そのターゲットにとって有益となるコンテンツを制作しましょう。
リールを閲覧するユーザーは、単純な暇つぶし、知識を増やしたい、スキルを伸ばしたいなど、さまざまな意図を持っています。
そのため、面白くて楽しい動画だけではなく、特定の物事に関するお役立ち情報やハウツー情報を作成することを検討しましょう。
このような有益な動画を作成することで、反応を獲得できる可能性を上げることができます。
適切なハッシュタグやキャプションを付けることも重要です。
ハッシュタグは、自分の動画の内容やジャンルに関連するものを選びます。たとえば、料理やダンスなどの分野であれば、その分野に関するハッシュタグを付けることで、同じ興味を持つユーザーに見つけてもらうことができます。
また、キャプションは、動画の内容を伝えるような内容にします。たとえば、動画のポイントやコツ、感想、質問などを記載することで、フォロワーとのコミュニケーションを促すことができます。
音楽や効果音は、動画の雰囲気や印象を大きく左右する要因です。
オリジナルの音楽や効果音を使うことで、自分の個性やブランドイメージを表現することができます。
また、他のユーザーと同じ音楽や効果音で作成された動画と関連付けることができます。
反応を促す呼びかけを行なうこともポイントです。
たとえば、動画の最後で
「動画の感想をコメントで教えてね!」
「あなたはどう思う?コメントで教えて!」
「共感できたらいいねをお願いします!」
「忘れないうちに保存しよう!」
などの誘導を行なうことで、ユーザーの反応を獲得しやすくなります。
結果、エンゲージメントが上がり、アルゴリズムにも高く評価してもらえるなど、好循環を生み出すことができます。
リールは動画コンテンツであるため、作成に時間や労力がかかるかもしれません。
しかし、定期的にリール動画を投稿することは、ユーザーと継続的にコミュニケーションを取れることにつながります。
また、アルゴリズムに評価されやすい状態をつくることもできます。
インスタグラム運用に力を入れるのなら、定期的にリールを作成し、投稿を続けるようにしましょう。
最低でも週に2~3本のリール動画を投稿することを意識してください。
インスタグラムのリールは、SNS上での情報発信において非常に効果的な機能となります。
リールを活用することで、ユーザーとのエンゲージメントを高めることができます。それにより、SNS上での露出を増やす働きも期待できるようになります。
認知拡大を実現するためにも、ぜひ積極的にリールを活用していきましょう。
この記事の監修
Instagram運用ディレクター
鈴木
これまでに100社以上のInstagram運用を支援。企画力に定評があり、現在も指名される形で数十社のアカウント運用をサポート中。
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